全国会議

上甲 晃/ 2004年9月8日/ デイリーメッセージ/

私が主宰する「志ネットワーク」の全国会議は、年に二回開く。一度は、年初め、私が主催して、神奈川県箱根・芦ノ湖と富士市の株式会社イエローハット富士営業所で開催する。そして、もう一度は、全国持ち回り。各地の会員諸氏が主催してくれる。今年は、名古屋市での開催である。名古屋市在住の会員はそれほど多くはない。しかし、会員諸氏の力の入り具合は、人数の少なさをはるかに越えていた。まさに、少数精鋭の体制で、魅力的な企画を準備してくれた。

参加者の数からして、名古屋大会は、今までになく力が入っていた。最近の「全国会議」は、平均して、五十人ぐらいの参加である。ところが、今回は最初から、「百人が目標」と威勢が良い。私は、最近、行事内容が多岐に渡るために、会員の人達が、自分の興味ある企画に参加される分散型になっていると見ていた。だから、全国会議参加者の目標を百人に置くのは、正直なところ、高すぎるとも思った。

しかし、思いのある所に道は開けるものだ。実際には、目標をはるかに超えて、百二十人以上の会員が参加された。最近では、他に例のないほどの多人数であった。これだけ参加者の人数が多いと、にぎやかだし、自然に盛り上がる。名古屋在住の会員諸氏が、手分けして、全国各地の会員に声をかけた努力は、みごとに結実したのである。

参加者が多いと、懐かしい顔、いつもの顔、新しい顔など、多士多彩。人数が多いと、自然に喜びがこみ上げてくる。恒例の近況報告は、人数が多いために、延々と時間がかかる。それでもこだわって、会員の人たちには、全員に話してもらった。「みなさんのパワーに元気をもらった」とか、「お話が上手な人が多く、魅力的」とうれしい声が聞こえてきた。

私が一番印象的だったことは、『青年塾』の若い塾生諸君が、下働きで、献身的な動きをしてくれたことだ。真夏を思わせる太陽の強い光を浴びながら、道案内の看板を持って立っている人達、強い雨の中、自分はびしょぬれになりながら、お客様に傘を差し掛ける人達。志ネットワークの会員の人達を支えている若い力が芽生えてきている。

一泊二日の短い会合ではあったが、内容は濃かった。とりわけ最近元気な東海地区のエネルギー源を見せ付けられる思いがした。この地域には、もの作りを中心にして、人が育ち、事が起きてきている。新しい時代を予感させる福祉施設の理事長の話。老舗のミシンメーカーを再生して、新しい時代を開くブラザー工業の会長さんの講話、さらには新設学校の校長先生の話など、見ごたえ、聞き応え十分の集まりであった。