『ドングリから苗木を育てる運動』のご案内

上甲 晃/ 2013年06月04日/ 震災支援活動・どんぐりプロジェクト

千年後に残す森の長城づくりドングリから苗木を育てる運動
参加者の予約受付中

東日本大震災の被災地に、コンクリートでなく、"森の防潮堤”を造ろうという《森の長城計画》をご案内します。
どれほど高いコンクリートの防潮堤も、津波の巨大な力があっけなく破壊していくことを、私達はこの目で確認しました。同じ失敗を繰り返さないためにどうすればいいのでしょうか?
コンクリートの防潮堤の限界を見た
私 達が見つけた答は、コンクリートではなく、森の防潮堤を築くことでした。土を掘って瓦礫を埋め、その上にマウンドを造って、木々を植えるのです。その木 は、それぞれの土地に太古の昔からある固有種(潜在自然植生)でなければならないのです。それらの木々は、今回の津波にも耐えました。多くの人達が、木に しがみついて、助かりました。この運動を提唱しているのは、世界的な森の権威者である宮脇 昭さん(横浜国立大学名誉教授)。まずは、東北の太平洋岸沿い の300キロに、緑の防潮堤を造ろうという壮大な計画です。万里の長城の長さをはるかに超えます。まさに、私達の世代の、"後世への最大遺産"です。
あなたの身近な所で育てよう
どんぐり私 達は、この提唱に賛成して、植樹するための苗木を育てる活動に取り組みます。即ち、シイ、カシ、タブノキ、シロダモ、ヤブツバキ、ヤマザクラなどのドング リや木の実を自宅や職場で植えて、それを地表から30センチ(2~3年生苗)ほどの大きさの苗に育てて、現地に送って植えるのです。森の長城を完成させる ためには、九千万本の苗木が必要だと言われています。赤ん坊まで含めて、日本人の一人が一本の苗木を植えれば、少しお釣りがきます。ぜひ、あなたのご参加 をお待ちします。宮脇 昭さんは、東北だけではなく、日本列島全体に緑の長城を造る大計画も持っています。世界に誇れる大計画です。"コンクリートから、 森林へ”。大自然の脅威から守る力は、大自然の力を借りることです。
どんぐり
どんぐり名人をめざそう

  • ドングリの採取は、 困難な仕事です。入手できるドングリの数に限界があります。参加を希望される方は、Aコース、Bコースを選択の上、予約してください。秋以降ドングリが入 手でき次第、一人 20 粒を含めた育苗キットを有償でお送りします。( 価格は、3,000 円 + 送料 + 運営費。発送時に着払い )
  • 予約申し込み方法
    予約はメールでお願いします。団体の場合も個人でお申し込みください。メールアドレスは、tyamada@(アットマーク)candy2.ddo.jp。育苗講習会開催の日程は、申込者にメールでお知らせします。(参加費は 2,000 円程度)
    なお、志ネットワークのホームページ(http://www.kokorozashi.net)並びにインターネット青年塾でもご案内します。
  • インターネット青年塾の申し込みは、www.seinenjuku.net から。
この記事をシェアする