熊本地震支援についてのレポート

上甲 晃/ 2016年4月24日/ 震災支援活動・どんぐりプロジェクト/

木村 徹(青年塾西クラス19期生)

 なお、今回の支援は、19期西クラス林田年間リーダーと西クラスの喜井新塾頭の声掛け、そして多くの西クラスOB・OGの方々の篤志によって支えられております。
目  的
1)お世話になっている青年塾西クラス前田塾頭に物資の差し入れを行う。
2)支援が薄い乳幼児のための物資の搬入を行う。(林田さん発案)
期間及び日程
平成28年4月19日 15:00 ~ 平成28年4月21日 22:00
支援内容概要
支援物資の選定は上甲塾長指示のもと現地前田塾頭と連絡を取り合い、「今」必要なものに的を絞った支援内容としいたしました。

  • ミネラルウォーター 240L
  • 白米 60kg
  • 離乳食
  • 菓子
  • ペットフード
  • 生野菜
  • 果物
  • 衛生用品
4/19 15:00 生野菜調達後、高知市発
18:30 ワゴン車手配 香川県観音寺市 日協堂医療器
※日協堂喜井様に貴重な営業車を3日間もお貸ししていただきました。
19:30 林田邸着 香川県綾歌町
21:30 物資調達後出発 香川県坂出市

出発時荷造りをした車中
4/20 6:00 熊本市着

店舗内に運び込んだ物資
前田塾頭ご自宅前にて
近所の方が前田塾頭宅に物資を取りに来られた時の様子。
お孫さんを保育園に預けるときおむつを持ってこないとあずかることができないと困り果てていた時におむつをお渡しできた。おばあちゃんは満面の笑み。
10:00 前田塾頭宅にて物資搬出後、池田親男青年塾OBの物資搬入出の現場を見せていただきました。
ボランティアの方々の必要なものを必要な場所にという情熱に圧倒されました。

12:00 前田塾頭のお宅の周辺の被害状況確認
古くてかわら屋根の建物の被害が大きいようです。

13:30 熊本市発
帰りは荷物がないので毛布をひいて林田と木村で運転しては仮眠をとりながら交代で帰りましたが、下関で力尽き投宿。
17:30 下関市着 宿泊
4/21 9:30 下関市発
14:00 林田邸着、木村高松市内で仕事終了後発
22:00 木村、高知市着

現地で見たもの

4/20、朝の熊本市内のコンビニ店内。食料はほとんどない状態。衣料品、ミネラルウォーター、お菓子、ペット用品もの棚は空になっていました。

水道水はうどんぐらいの太さの水流が、出たりでなかったり。水もにごり気味で飲用にできないとのこと。水圧も低いため2F以上の水栓では水が出ないため、マンションでは生活用水の確保が難しいのが現状です。(これは4/22 15:00に前田塾頭とお電話したタイミングでもあまり改善されていないとのことでした。)
昨日(4/21)の情報では熊本市の水道がすべて復旧するとのことでしたが、中身がどうなのかということをきちんと評価しないと必要な支援ができないと感じました。
地震後1週間たっても水の補給は十分ではないという現状を知り、高知に帰り私の経営しているデイサービス3事業所に1週間分の非常時に備えた物資購入を行うことを決めました。


熊本城の石垣が崩落していました。現在の技術では修復の難しい「武者返し」も崩れていました。貴重な文化財の損壊。残念です。

木村の感想

今の状態が落ち着いた後の熊本支援を考えました。モノやお金を送る段階が終わった後に、私たちのできる支援は、熊本のモノやサービスを購入し、健全な形で地域を活性化していく支援を行うことが大切だと感じました。
青年塾のネットワークでお手伝いできる何かがきっとあるはずです。

今回の収穫
1)「みんなが幸せになってこそ自分も幸せになれる」ということが、やっと理解できました。これを人に納得できるように言葉で伝えるということは難しい。肌からしみこむような実体験でしか納得できないと感じました。

2)青年塾に入っての最高の感動
当初、私は一人で熊本の前田塾頭に支援物資を運ぶつもりでした。
もしかしたら、阿蘇山が噴火して帰れなくなるかもしれない。
その時、弊社従業員の皆さんの生活が困らないようにしなければならないと私は思いました。

A4の白紙に妻あての手紙を書きました。こんな時だから熊本に行きたい。結婚してわずか5か月。夫して十分なことは全くしていないのに、行かしてしてくれてありがとう。必ず帰ってきます。のような内容を書きました。

その後に会社の口座管理、経理、金庫の鍵、支払い業者、職員の給与、帰ってこられなかった時に頼るべき人リスト、私の相続(負の相続が多いため)についての考え方を簡単に伝え準備をしておりました。
そういうリスク覚悟で現地に赴く私は、19期の同期に一緒に行かないかという誘いは無責任に思え、できませんでした。

出発の前々日の深夜。林田さんから電話があり、「木村さん。おれも熊本いくけん!」とのこと。
木村「え?あんた、お子さんも小さいに、かまんがかえ?」と返しました。
林田さん「木村さんを一人ではいかせれんですよ。」

サラリーマンの彼が、仕事を丸3日も突然空ける。どんなに困難なことか想像に難くありません。しかも、小さなお子さんもいるのに。。。

感動しました。

言葉では表せないのがもどかしいです。
こころが揺さぶられました。

電話口で私は彼に「ありがとう。ほんなら一緒に行こう!」といい電話を切りました。
涙がとめどもなくこぼれました。

この年になって「朋」とよべる人と出会えた。
私と同じ考えで共に行動できる
ひとのために自分を投げ出せる人と出会えた。
こんな幸せを感じることを天から許された。
私は、「青年塾」の塾生で本当に良かった。
こんな「ご縁の場」をつくっていただいた上甲塾長、前田塾頭本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。

以上、私の熊本支援の報告とさせていただきます。