入塾式

上甲 晃/ 2001年4月14日/ デイリーメッセージ/

5クラス、78人。『青年塾』第5期生である。北海道クラスは5人。東クラスは20人。今年から新設の東海クラスは21人。関西クラスは16人。西クラスは16人。男性は、86人、女性は、12人。第5期生の入塾者と今までの入塾者を合計すると、ちょうど350人になる。

大正浪漫館入塾式の会場は、従来と同様、岐早県恵那郡明智町、「日本大正村」である。入塾式の運営は、ほとんどすべて、先輩塾生の手によって行なわれた。その献身的な働きぶりは、筆舌に表しがたい。手当てなど一切受け取らないどころか、ほとんどの費用は自己負担。さらに、参加費用まで支払っていながら、骨身を借しまない働きは、驚きである。

階段昨年は、明智町の森で入塾式を行なったが、今年は、再び大正ロマン館に会場を移した。二階の展示コーナーから一階へ降りる階段が、入塾式の始まりの場である。この階段を、入塾者が、順番に降りてくる。私は階段の下で待ち受けて、全員と強く握手して、今回初めて制作された「志」のバッジを手渡した。このバッジも、先斐塾生の手作りである。

全員が席につき、ゲストも着席すると同時に、先輩のフルート演奏があり、式典は始まった。まず最初は、新入塾生の決意表明である。一人の持ち時間は、わずかに15秒ほどだ。それでも私は、代表ではなく、全員に発表してもらうことにこだわった。「塾生諸君、君たちの一人一人が動き出さないかぎり、この青年塾では何も始まらないのだ」ということを、私はみんなに伝えたいのである。だからこそ、まず塾生の決意表明から行事を始めることにこだわり、全員に一言であっても決意を発表してもらうことにこだわっているのである。

「志」のバッジ私のメッセージ。「諸君、人の顔色を見ながら器用に生きるような青年であってはならない。その場、その場を、巧みに泳ぎ回るような処世術では、やがて人生のつじつまが合わなくなる。ごつごつとしていてもいい、背骨のある生き方、一本筋の通った生き方をしてほしい。それが、青年の青年たるゆえんだ。青年とは、荒削りであっても、正義感、挑戦意欲、改革意欲に燃えるところに、神髄がある。どうか、自分さえ良ければいい、その場さえ良ければいい、今さえ良ければいい、そんなけち臭い人間にならないでほしい」。

続いて、来賓の鍵山秀三郎さんが、「良き生活習慣を身につけてください。良い生活習慣を身につけた人が、人格者である」と、平凡な日々の生活の大切さを強調された。引き続いて、明智町の成瀬町長が、地元の熱い思いを披瀝された。出でよ、”高い精神をもつ青年”。スタートだ。