看板

○○さん
おはようございます。

2月7日()


 細川藩第六代藩主の細川重賢は、武士の精神修養として、肥後六花を栽培し、観賞した。

 熊本県庁に勤務する山下慶一郎さんは、私が熊本を訪ねた日、「熊本の植物界では第一人者」と言われている大御所を伴って現れた。その人の名前は、今江正知さんと言う。

 大御所はいきなり、「園芸はそれを育てる人達の思いや考え方によって、作り上げられていくものであり、文化の反映である」と言われる。

「園芸にはひとつは、商売人が作る花があります。それは、見た目が良いものです。それに対して、武士が育てる花は、人の目にどのように映るかよりも、自分の価値観に合い、自らの生き様にふさわしい物を作ります」とのこと。なるほど、武士は自らの価値観を、園芸に投入したのである。

 ちなみに、武士はどんな花を好んだのか聞いてみた。「武士がめざしたのは、気品があって、清明、端正、豪壮な花です」と答えが返ってきた。まさに、“花と武士道”である。私は、だんだん興が乗ってきて、身を乗り出した。実にいい。日本人は、やっぱりすばらしい感性を持つのだ。


ピカ肥後六花とは
肥後菊、肥後椿、肥後山茶花(ひごさざんか)、肥後花菖蒲(ひごはなしょうぶ)、肥後朝顔、肥後芍薬(ひごしゃくやく)の6つを「肥後六花」と呼びます。
熊本城公式ホームページ


2月のテーマ「日本」

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